恋と仕事とダイエットとストレスと。

18時（1,560kcal）
　ほうれん草マカロニグラタン　1,079kcal
　野菜スープ　23kcal
　大根　27kcal
　きゅうり　7kcal
　キムチ　18kcal
　えのきたけ　11kcal
　ラー油　92kcal
　カンパリソーダ×２杯　303kcal



21時（136kcal）
　いちご大福もち　135kcal
　麦茶　2kcal


まぁハルちゃんは帰宅したので、本来ならダイエット日記に戻るところであるのですが、
もう一個だけアスペルガーなカレシについて書いておこうと思う。

ヒマワリは今まで悲しくて仕方なかった。
何度も別れようと思ったし、何度も自分の価値を見失った。

今はどうかと言われたら、どーとも思っていない。

ツイッターやフェイスブックに更新はあっても連絡がないことも、
「普通だったら」とか、「カレシだったら」とか、
「この人じゃなかったら」と思わないことにした。

いくら一緒にいたいと思っていても別れるときは別れるし、
どんなに好きでいても嫌われる時は嫌われる。
それはアスペルガーであれ、定型発達であれ、お金持ちであれ貧乏であれ同じだ。

まぁ今の状態は「ヒモ」みたいな彼氏だし（みたいじゃないか）、
やる気が感じられない時には本当に悲しくて仕方なかった。
自分の愚痴も聞いてくれない、どんな話も批判される、だから話さない。
当然金もないからヒマワリが支払うし、この先どうなるかなんて考えなくてもわかる。

でもまぁ、「アスペルガーだからかわいそう」とは思わないことにした。
ヒマワリが我慢して無理して面倒を見る必要はないのだ。
そりゃ、理解してくれる人がいるほうがいいにこしたことはない。
それはヒマワリ自身にも言えることなのだ。
まずは自分が幸せになれないと、誰かを支えることなんてできない。

無理して頑張ってやせ我慢をしてまでやることはないのだ。
自分が幸せになれない相手と一緒に頑張ることは無理だ。

無責任なようだけど、利己主義な部分を消してしまうと生きるのは難しい。
大人だって子どもだって自分を幸せにするべきだ。
ワガママばかり言ってはいけないのは、自分が幸せになれないからだ。
人を傷つけてはいけないのは、周りの人が傷ついたら自分も被害を受けるからだ。

だから「自分だけ頑張ればうまくいく」としても、やってはいけない。
ヒマワリのことを好きな人は存在して、その人たちは悲しむ。
幸せってのは簡単に壊れるけど、意外と簡単に作りだせる。
お互いに幸せにならないと、結局破綻するときがくるのだ。

ハルちゃんと付き合ってひとつわかったことがある。
男子ってのはこういう恐ろしいまでの「養う」重圧と戦っているってこと。

ヒマワリは男子全般を「役に立たなくてロクでないもの」としか思っていなかったが、
世のほとんどの男子は「女子を養う」ってのを無意識に思っている。
本当に役に立たなくてロクデナシってのは女子にもいるわけだけれど、
女子は「養ってもらう」ってのは当たり前と無意識に思っている。
それって結構「あたりまえ」な「変なこと」だ。

ハルちゃんは「逆差別」と言って、男子が主夫になれない現状を怒ったりする。
そしてシングルマザーがもっと働きやすい環境にすべきだと言う。

ヒマワリはそこに怒りは向かわない。

世の中ってのは自分の思うようにはならないものだし、現状を変えるのは、
こうあるべきだって形を不自由でも行う人が増えるってことが必要だ。
歴史を考えても今までだってずっとそうだった。

女子は「幸せにしてもらうもの」って素直に考えられる人の方がいいのだろう。
多分今の世の中には合っているし、そういう形にも重要な意味はある。
たとえば子育てとか、女子特有の機能だとかってことだ。

養ってもらっているという感謝もほとんどなくあたりまえと享受する。
そして旦那は臭いだの役に立たないだの、薄給だのと言う。
自分は完璧な主婦ではないし、美しくなくても平気で言えるのだ。

子どもを産むってのはそれくらい価値があることなのかもしれない。

男と同じくらい「完璧な主婦」だとか、「価値のある女子」と思うほど真面目だと
ノイローゼになったり、身体を悪くしたりしてしまうのだ。
女子はデリケートだし、男子とは考え方も身体の機能も違うのだ。

テキトーってのがアスペルガーな彼はできない。
いちいちマルバツを決めたがるし、理由を求める。
チョーメンドクサイし、チョーツカレル。

考えて考えてそれでもどうにもならないときには、
「理由はたくさんあるけど、私は悲しい」と伝える。
最初のうちはハルちゃんは自分を責めたし、発達障害だからだと悲しんでいた。

それは違うよと伝えた。
もしあなたが何かの機微を感じられないなら、
それを感じてしまう私はある意味病気だとも言える。
いちいち反応してしまうのは、私の心が弱いから。
だから、私の弱い心をいたわって欲しいと言っている。

今はハルちゃんは、「そんなの自分が悪いんでしょ」とは絶対に言わない。
そして、自分が悪いんだと落ち込むことも少なくなった。（ように見える）

この先のことなんてわからない。
別れることになったらやっぱり悲しいんだろうか？
それさえわからない。

でも男同様に誰かを養う未来を考えて、
辛いなぁと漠然とした重荷を感じられただけでも意味はあった。

「男子ってのは、結構大変だな」とハルちゃんに伝えると、
「そうだよ、大変だよ～。」と言う。

ま。世の中には想像もつかないほどの色んなことがあるわけだ。
だから別れたら別れた時に考えよう。困ったら困った時に考えよう。