恋と仕事とダイエットとストレスと。

おひさしぶりです。
私も専門医ではないので、全てのことは断定できませんが
できるだけわかることを書かせていただきます。

近年研究がすすんできた疾患なのですが、治るか治らないかで言えば、
現在のところアスペルガー症候群自体を完治させる治療はありません。
アスペルガー症候群は、先天性の脳機能障害だと言われています。
人より非常に優れた能力だったり、できないことがあるから苦労する疾患です。

具体的に言うと、空気が読めない、予定が立てられない、規則を曲げられない、
忘れ物が多い、直接的な物言い、執着心が強い、人によって様々な違いがあり、
こういう人がアスペルガー症候群であるとは言いにくいです。
五感が敏感なことが多かったり、自身の疲労に気づきにくく、
うまく体温調節ができない人などが多いようです。

アスペルガー症候群の疑いがあると思われたお友達がおられたら、
まず、お医者さんで診断を受けたほうがいいかもしれません。
成人の場合は、ＷＡＩＳ－Ⅲ（ウェクスラー成人知能検査）などを受けます。
お医者さんにも専門があるので、できれば発達障害を主に治療している方がいいですが。

もし発達障害でないにしろ、日常生活に困難を抱えているのかもしれません。
診断をされたからって、何かが劇的に変わるわけでもないし、
発達障害であると認定され、しばらく後には落ち込むことがあるかもしれません。
それでも問題がわかれば解決する糸口になる可能性はあるでしょう。

ただ、自分勝手な性格だったりワガママのいいわけとして
「アスペルガー症候群だ」と言っておられるとしたら、
病院に行けなんて言ったら怒り狂う可能性もあるので、慎重に伝える必要はありますが。

色んな本を読んだり、ハルちゃん自体を見ていて思ったことなのですが、
病気だからどうしようもない、と言うものではなく、
障害だからなんでもかんでもしてあげるのが正しいというわけでもなく、
「違うこと」「わからないこと」「できないこと」「できること」を
周りの人たちで理解し、本人が経験して覚えていくことで、
発達障害を持つ人が直面するであろう困難を越えていくことができます。

多人数で何かをするとか、「なんとなく」は苦手かもしれませんが、
ほとんどの人は非常に真面目で頑固な人が多いと思います。
まぁヒマワリ的解釈だと、強烈な個性を持つ、愉快な人でしょうか。