恋と仕事とダイエットとストレスと。

　21時（1,543kcal）
　ご飯/豚肉のしょうが焼き/コーンクリームスープ


　23時（31kcal）　あめ玉


いろんなことの積み重ねが、私の心を徐々に徐々に暗くしてきた。
それは仕事だったり、家族だったり、将来だったり、そういうものも含めて。
それでも私は頑張り続けなければいけないわけだ。
電車を降りるということを許されているわけではない。

男の人ってえらいなァと思い始めたのも同じ頃だ。
働いて当たり前。一度乗った電車を降りることを許されない。
働いていてもお金を入れない人もいるし、働くことを偉そうにする人もいる。
そういう一部を除いては、ほとんどの男の人は頑張っているなぁ。

ハルちゃんは何度も何度も言っていた。
　逆差別が生まれているのに、誰もそれを言わない。
男の方が不利で、女の方が優遇されているということだ。

女はダメだとばかりに、ハルちゃんが攻撃するのを見ていると、本当に悲しくなる。
自分が一番正しい自分基準から始まるから、隣で聞いている私のことは考えていない。

ハルちゃんは、子どもを生んだり、そのために命をかけたりすることはない。
生理痛に悩むこともない。絶対に。
妊娠中にタバコを吸ったり酒を飲んだりして、人格全てを否定されることもないし、
女だからと言う理由で、飲み会でホステス扱いされることもない。

男と女が違うと、差別があると、それを声高に言う女がいるからダメだと、
じゃあ黙っていたらどうなるのかを彼は理解していないと思う。

私はなぜ男に生まれてこなかったのだろう。
生まれてから何百回と思ったことを、何度も何度も思っていた。

でも今更グダグダ考えたとしても、性別は変わらないのだから、
今私にできることをするしかない。
そしてまた、考えは振り出しに戻り、どんどん暗くなる。

一緒に頑張ろう！と言い合う人がいないってのが一番の問題だ。
私男に生まれればよかったわ。ファイト。



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