恋と仕事とダイエットとストレスと。

　18時（430kcal）
　ＫＩＲＩＮ　のどごし生５００ｍｌ×２本


　19時（1,113kcal）　
　おでん（大根・さつま揚げ・卵・ちくわ・がんもどき・はんぺん）/
　カンパリソーダ/クリームサンドビスケット


　21時（231kcal）　
　あじの開き/カンパリソーダ



この日もなんか揉めた気がする。
でももう随分前のことになるから、よく覚えていない。
基本的にヒマワリは嫌なことを忘れるように努力するのだ。

ただ、朝から文句を言われたことは覚えている。
食事メニューだったり写真を見ると思い出す。
そしてここにこうやって書いて、もう思い出さないように心の引き出しに整理するのだ。


この日は、弟の結婚式でもらったコーヒーとケーキを食べた。
いわゆる鉄人の店ってやつだった披露宴だったが、楽しかったことしか覚えていない。
ご飯よりも、楽しい笑顔だったり会話だったりを思い出す。

焼き菓子は冷凍庫に入れておいて、ハルちゃんと食べることにしていたのだ。

実家では焼き菓子のケーキを、オヤジが（マミーの分まで）ひとりで食べたらしい。
マミー曰く、「美味しかったんでしょうけど、一人で食べてほんの少しだけ残してたわ」と言っていた。
あいつはやっぱり頭がおかしい。そして未だに小学校２年生ぐらいのセンスしかない。

その話をしながら、ケーキは切り分けずに適当に食べていた。
　思ったより感動的な味ってわけじゃないなぁ。
と、私が言うと、
　そう？いろんなものが入っててやっぱりおいしいよ。
　そうだね。おいしいね。
　でも、やっぱり上には上があって・・・。（略）

何でいちいち否定するのだろうか？
でも、だって、違う、いや。
ほぼ、返事はそのキーワードからしか始まらない。
否定しかしない。文句しか言わない。

「おいしいね。一緒に食べられてうれしいね。」とは言えんらしい。
トーキョーから、大量の荷物とＰＳ３を持って帰って、フラフラで帰宅した。
その中にこの焼き菓子もケーキもあったのだ。

それを言うときっと、　じゃあ要らない！とキレるから言わないが。

ミニストップのソフトクリームを食べたいと言っていたのを覚えていたらしく、
　散歩して買いに行こう！と言う。
ハルちゃんはいつもそうだけど、やらなきゃいけないことを「すぐ」やらないと気がすまないらしい。
例えば「ヒマワリはソフトクリームが好きだ」と覚えたら、それを実行することで頭がいっぱいになる。
ありがたいと言えばありがたいが、寒かろうが暑かろうがお構いなしだ。

豪雨でも「決めた」日に買い物に行かなきゃ気がすまないし、（雨だからびしょぬれである。）
肌寒くても「決めた」日にソフトクリームを食べなきゃ気がすまない。

例えば気温は３０度くらいならアイスが売れるが、それ以上になるとカキ氷が売れる。
肌寒かったらおでんが売れるし、もっと寒ければ逆にアイスクリームが売れるのだ。
ただ、発達障害の彼にはそういうのは一切関係ない。

前から入りたかったうどん屋に入るのは、嫌々我慢して入ってくれたようだが、
出てきたら、あぁいう店好きだよと言い出し、私が間違っているように言われる。

なぜ否定しかしないのだろうか。

私は実はそういうのはすごく嫌いだ。
意見を翻すことが、ではない。
最初から自分はそうだった、お前は違うと否定することが、である。

好きなアーティストのことを最初から自分がファンであったかのように振る舞い、
自分が好きだから相手も必要だろうとＤＶＤを送りつけてきたり、
タレントだったりアーティストのことを知らなければ、「なんで？」と聞く友人と同じだ。

人には歩調がある。
今すぐではなくていいけど、私はそういうのが嫌いであると伝えなければならない。

でも、人には歩調がある。
ハルちゃんはすごくたくさんのことを譲歩してくれているのはわかる。
それを「今」「すぐに」と望むことはしない。

何度失敗してもいいし、何度ケンカしてもいいし、何度絶望感を味わってもいい。
諦めなければ考えることができる。諦めなければ繰り返しもできる。
何度も何度も繰り返し、「悲しいなぁ」と思ったことは、整理して伝えることができる。
できるだけ感情的にならず、できるだけ冷静に彼に伝えなければならない。

だって私たちは違う。
定型発達だから、発達障害だから、ではない。
人間はひとりひとり違うし、同じ考えの人なんていないからだ。

まぁ、未来の事はわからんけど。
心が折れるまでの間は頑張ろう。




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